2011/08/11

情報化社会のプライバシー

言葉は刃物

仕事でプライベートでメールを使わない日ってありますか?
世代間の差はあるかもしれないけど、メールを使わない日はほぼ無いのでは。そうなってからどれぐらい年月が経ったのかわかりませんが、いまではSNSが盛んになり個人のプライバシーの垣根が曖昧になりつつありますね。ローテクな時代とネット社会を生きて来た人間にとって、ネット上のコミュニケーションの中にある程度の秩序やルールが少なからずあると思います。が、若い世代程その垣根が低いのやもしれません。
アドタイの記事によると「ソーシャルメディアの普及に伴い情報管理問題が表面化」とありますが、読んでいてそれはヤラナイよねぇ的な事が、悪びれる事も無く日々情報が飛び交っている様子がうかがえます。その情報で、その言葉で人がどれほど迷惑するか、心を傷つけてしまうのか、当の本人には罪のすら無いのかもしれません。ペンは剣より強しとはよく言った物で、今では暴動の呼びかけにすら利用されたりします。鉛筆をナイフで削る事ができない人が多いみたいですが、要は道具の使い方を知らないと自分で怪我をしたり、人を傷つけるというお話。それを誰から教わる迄、使い方をしらないのなら、恐ろしい事だなぁと思いましたよ。(そんな私もネット上で傷つけてしまった経験あります…。反省)

十特ナイフを持っているだけで捕まる社会。「刃物=危ない」見た目だけで使い方も知らないので取り締まりは簡単。でもそういった法律を作る人が、今のネット社会をどう受け止めているんでしょうかね。興味がある所。(俺はナイフ一本も使いこなせない男は信用しない事にしてます。)情報文化が加速するなかで、仁義をおざなりにしてはイケナイと強く思いました。

いったいぜんたい、道具の使い方を教わらないと覚えない世の中に誰がしたんだろうか。これが望んでいる平和と言う物なんでしょうかね。