タイトルからすると、かなり偉そうだけれど
ゲーム雑誌やニュースを見てふと思った事。
今最も世界で売れているゲームは
残念ながら日本製ではないらしい。
そりゃ最近のゲームをプレイした事がある方なら
理由はだいたい分かるんではないかと思う。
正直、マンネリ化しすぎていて面白くない。
やたら長いムービーとか、続編とか、
なんとかかんとか。
日本のゲーム業界は世界にとって、
携帯電話と一緒でガラパゴス化しているように思える。
昔のキャラに依存したり、新キャラも絶滅。
完全に孤立している状態。
いったいどうしちゃったのか…。
その理由をある1文から読み取れた。
ある超有名ゲーム制作会社のコメントで
「世界で売れるゲームを作るには…/
海外在住経験のあるかたを雇うしかない。」(一部省略)
だって…。
えぇーーーーーーーーーーーーー
そういう発想をコメントする人が
ゲーム業界を牽引しているとは思ってもいなかった;
以下、勝手に思いついた事書いちゃう。
長いから詰め込みます。
ーーー渋谷原宿、新宿。カメラを片手に町を撮ったり、はたまた隠し撮りでゲームセンターのゲーム機を撮ったり。そういった外国の方々をよく見かける。同業者のようなものだから、なんとなくその人達がどういう職種なのか分かる。映画の制作会社なのか何なのかは分からないけれど、そんな風景をよく目にする。というか普通の人は気付かんと思うけどね。その人達とゲーセンでスト2で対戦したら意外と強かった。日本人が操作する感覚とはちょっと違って、動きが面白かったよ。ってなわけで、相手に勝つにはまず情報収集が一番重要だと思う。相手の文化が知りたければその国に行って、遊ぶ! バーに行ったりカフェに行ったり、クラブ、アウトドア、見知らぬ外国人に思い切って話しかけるとか。土の臭い、花の香り、小川のせせらぎ、空の青さ。そういった経験を通してアイディアを練っていかなければ、世界に向けた面白いゲームは作れない。そして持ち帰った資料を元にスタッフ一同雑談大会をする。旅の想いででもいい、ハプニングでもいい。お酒片手にでも、ポテチくいながらでも、とにかく自分が経験したデータを海外に行かなかった人も行った人も、チーム一同共有し合う。と、まぁ当たり前の事書いちゃったけど、これに+αするのであれば、ゲーム業界未経験の人を雇う勇気があるかないかにかかっていると思う。独学でもいい、なんでもいいけどゲームが好きなんだという情熱がある人を雇うべきだと思う。日本のゲーム業界に足りないのは、無謀な情熱だと思う。圧倒的に開発コストが低い日本は、効率よく人を使おうとするが、それほど効率の悪い事はない。つまり、人材開発に力を入れて来なかったつけが今になって出ているのだと思う。日本人は器用で真面目。出来ない事でも練習を重ねて行けば驚く程の成果がでる。目標を掲げれば世界が驚く製品を作る。そういった人種なのだ。安易に海外在住経験がある人を雇い、コストを抑えて制作をしようとすれば、いつ人を解雇しても平気で居られるただの人材管理会社だ。良いアイディアを発想したり、それを実現していくにはどうすればいいかを教えなくなった現在の日本の学校。メディアを疑う発想すらない。どこどこの学校を出てるとか、大学卒業とかはまったく関係が無いと思う。これからの会社はその扉を開け、海外に一歩出れるか出れないかに懸かっている。また、ハード依存になっている事もある。これだけ家庭にPCが普及している世の中、ハードという概念すら疑問だ。また家庭向けで成功したWiiに追従する必要もない。日本企業の悪い癖は儲かってる所、物に便乗した商売がおおすぎる。それは何も産み出さず、利益という甘い汁しか飲む事は出来ない。そこから多少の発展はするだろうけど、根本的な発展は皆無だ。現実世界は建前や営業スマイルで神経がすり減っている。それを補うゲームの世界は家庭的ではなく暴力的だ。暴力てきといっても血なまぐさいシーンを演出する事ではない。スポーツでもいいし、シューティングでもいい。爽快感を感じ、すこしでも現実逃避出来るゲームと言う仮想世界に浸れれば、それでいいのだ。それがゲームじゃないのか?誰も配管工のムービーを見たい訳ではない。配管工を操って敵を倒して行きたい、それだけなのだ。 とにもかくにも、そろそろ閉鎖的な業界はやめて一杯やりにいきませんか?ーーー
ばばばーっと書いちゃった。
結局の所、
面白いアイディアを出せるか出せないかにかかってくるんじゃないかなぁ。
俺はこう思った。私はこう。
へーそういう考え方もあるのか〜と相手の意見を受け入れて、
自分なりに思考を再編成する繰り返し、
それができればええんじゃないでしょうかぁ。